Z世代の就活の特徴とは?価値観や情報収集方法から若手の採用方法を徹底解説!

 Z世代」という言葉を聞く機会が増えたかもしれません。Z世代は1990年代後半以降に生まれた世代を指す言葉で、就活を行っている学生の多くがこの世代に含まれます。

Z世代はこれまでと違った考え方・価値観を持っていることが特徴です。Z世代を採用するにはその価値観を知った上で戦略を立てることが重要です。

Z世代はどんな価値観を持っているのか、どんな戦略でZ世代の採用を行うとうまくいくのかを解説します。

目次

Z世代とは

Z世代は1990年代後半から2010年までに生まれた世代を指す言葉として使われています。2023年現在、Z世代は10代から20代前半、学生から社会人になって数年経つ人が該当します。

似た言葉としてX世代、Y世代といった言葉があります。X世代は1965年~1979年生まれの人を指す言葉で、Y世代は1980年~1998年頃に生まれた人を指す言葉として使われています。

Z世代の特徴

Z世代は幼少期からスマホやパソコンなどインターネットに触れる環境があったことが、X世代、Y世代との大きな違いです。Z世代はスマホを日常的に使い情報を収集したり発信しています。

2010年頃からYou Tubeに動画を投稿することで生計を立てるYou Tuberが現れました。その後InstagramTIkTokなどのSNSを活用して集客しビジネスを行う人が増えました。こうしたモデルを見て、Z世代の中には自分でインターネットに関する知識をつけて自分で仕事をしたいと考える人も多いです。

またSNSの普及に伴い情報過多の時代になりました。できるだけ短時間で多くの情報を知りたいと考えるのもZ世代の特徴です。

その他に、これまでになかったジェンダーレスや事実婚といった概念も普及し、多様性を認める時代の流れや価値観に、柔軟にシフトしている人が多くいます。

また大手企業が副業を解禁したり非正規雇用者を増やしている現状を見て、Z世代は定年まで同じ会社で勤めあげるのではなく、ライフステージに応じて働き方を変えるのを良しとする考え方を持っています。

このようにZ世代はX世代、Y世代にはない新たな価値観を持ち合わせています。

Z世代の就活に対する価値観

採用活動を行う上で、求職者が何を考えているのか、会社に何を求めているのかを知っておくことは重要です。今就職活動真っ最中のZ世代は就活に対してどのような価値観を抱いているのでしょうか。

ワークライフバランスを重視

Z世代はワークライフバランスを重視する傾向にあります。仕事も大事な人生の一部ではあるものの、プライベートを充実させることにも重きを置いています。仕事が生きがいで、仕事一筋で生きるのも良いですが、Z世代は仕事とプライベートのバランスを重視する人が多いです。

自由な働き方

コロナウィルスが流行し、リモートワークが普及しました。コロナが落ち着いた今でも、出社の必要はなくリモートで仕事をしている企業も多いです。また近年フリーランス人口が増加し、PC1台で仕事が完結する人も多くなっています。こうした背景から、Z世代の中には自由な働き方に憧れて就職活動を行っている人もいます。 

自分の価値観に合った働き方

自分の考え方や価値観を大切にし、自分に合った働き方を重視するのもZ世代の就職活動の特徴です。ジェンダーレスやシェアリング、SDGsなど様々な概念が台頭している中、自分の価値観を大切にする傾向があります。

スキルが身に付く働き方

フリーランスとして働く人が増えている中、将来的には自分もフリーランスとして働きたいと考えるZ世代も多くいます。フリーランスとして働くためにはスキルが必要なので、働きながらスキルも身につけたいと考えているのもZ世代の価値観の特徴です。

 社風を重視

Z世代は社風を重視して企業を選ぶのも特徴として挙げられます。モラハラやパワハラ、セクハラといったワードが取り上げられ、どんな会社で働くか、どんな人と働くかなど社風を重視して企業を選ぶ人が多くなっています。

Z世代の就活の特徴

時代と共に価値観が変わっていき、就職活動に対する考え方も変わっています。Z世代は就活をどのように捉えているのでしょうか。Z世代の就活の特徴について解説します。

早く始めて早く終える

以前は業界研究・企業研究をしてインターンに参加し、企業の説明会にも行き複数回の面接を実施してようやく就職する会社を決める人が多くいましたが、今は企業からオファーがかかるスカウト採用や紹介で企業に就職するリファラル採用など、採用形態が多岐に渡っています。そのため、Z世代はこれらを駆使して極力早くに就職活動を始めてしまい、早く就職活動を終えるのが特徴として挙げられます。

「会社勤め」という意識が少ない

バブル期の日本はいい会社で勤めあげ退職金で不動産を購入し、その後は不動産収入で生計を立てる人が多くいました。しかしバブルが崩壊しその概念は崩れてしまいました。年金も受け取れるか怪しいと言われ、副業を解禁する企業が増え、正社員ではなく非正規雇用者を採用する会社が増えてきました。こうした時代の流れから、ずっと同じ会社に勤める意識が少ないのがZ世代の就活の特徴です。

転職志向が強い

近年退職金が出ない企業が増えたり、景気の悪化により解雇される雇用者が増えたりしています。こうした背景から、Z世代はずっと同じ会社で働くよりも、ライフステージに応じて働く会社を変えようという考えを持っているのも特徴として挙げられます。 

Z世代の採用を成功させるポイント

Z世代はインターネットの普及や新たな概念の台頭などにより、これまでとは大きく変わった価値観を持っています。

そんなZ世代の採用を成功させるには、どんな点を意識すればよいのでしょうか。

SNSの活用

Z世代はインターネットを駆使して情報を収集しています。特に近年はリアルな情報を簡単に得られるとして、Z世代の多くはSNSを活用して情報を集取しています。

SNSは多くの情報を収集できる一方、誰でも発信できるため情報過多になり、ユーザーは短い時間で多くの情報を集めたいと考えています。

そこで活用したいのがTikTokです。TikTokはショート動画をメインとしたSNSで、数あるSNSの中でも短い時間で多くの情報を発信でき、求職者が求めている情報を短時間に凝縮して伝えられます。

オンライン説明会

コロナが流行してから、オンライン説明会が普及しました。オンラインは場所を選ばずに参加できるため、遠方の求職者も対象にして説明会を開催できます。また現地に赴かなくても自宅で聞けるという点で、求職者が説明会に参加するハードルも下がり、より多くの求職者に自社の情報を届けられるというメリットがあります。

Z世代はオンライン説明会に慣れているため、積極的に導入したいです。

リクルーティングサービス

近年スカウト採用という新たな採用形態が登場しています。通常は学生が企業を選んで説明会や面接に参加しますが、スカウト採用は企業が優秀な学生に面接のオファーを出す形態を取っています。これまでの採用形態を受動的と表現するなら、スカウト採用は積極的な採用形態です。

とはいえ優秀な学生を探し出すのにもリソースが必要です。そこで活用したいのがリクルーティングサービスです。リクルーティングサービスを活用することで、自社に合った優秀な学生が見つけやすくなり、そこから採用に繋がる可能性も高まります。 

Z世代を採用する際の手順

Z世代の価値観の違いや時代の流れもあり、これまでと採用のポイントも変わってきています。Z世代の採用を成功させるために具体的にどういったことを実施すればよいのでしょうか。

ペルソナ設定

まずはどんな人物を採用したいのか、ペルソナ設定を行いましょう。設定する人物は自社で積極的に採用したいと思える人物にしましょう。自社にモデルとなる社員がいるなら、その社員をペルソナとして設定しても良いです。

注意点としては、1人の人間にまで特定できるレベルで設定を書き出すことです。特に将来的にどうなりたいのか、どんな会社で働きたいのか、どうして自社を選ぶのかなど、感情や価値観部分を深堀りしてペルソナを設定しましょう。 

企業のアピールポイント設定

ペルソナ設定が完了したら、続いてそのペルソナに刺さる企業のアピールポイントを設定しましょう。ここで意識したいのは、一般的にはデメリットと言われる部分をメリットに変換できないかと考えることです。

例えば転勤の多い総合職の場合。一般的には長年同じ土地に住みたいと考える人が多いかもしれませんが、一方では「様々な職場を経験できキャリアアップに繋がる」とも捉えることができます。

また、ペルソナに響くかどうかも考えるべきポイントです。例えば経験を積んでスキルアップを図りたいというペルソナに対して、「ホワイト企業で必ず定時で帰れます」という訴求を行っても、それほど響かないでしょう。設定したペルソナが喉から手が出るほど欲しくなるメリットは何かを、自社のアピールポイントと照らし合わせながら考えましょう。

求人媒体の選定

ペルソナとアピールポイントが固まったら、どの求人媒体を活用するか選定しましょう。求人媒体ごとに広告料や掲載できる情報に違いがあるため、自社の場合どの媒体がよいのか検討しましょう。

またSNSの活用も検討しましょう。SNSは長期的に実施すると多くのユーザーにリーチでき、広告料を支払わなくても求人応募が来るようになります。

一般的にSNSは長期的に運用することで集客や求人に効果を発揮しますが、TIkTokは開設初期のアカウントであっても動画がバズりやすく、アカウント作成直後でも採用に繋がる可能性が高いです。

Z世代の育成・マネジメントのポイント

採用した後は仕事ができるようマネジメントする必要があります。Z世代の価値観を踏まえてどのようにマネジメントすれば成果を上げられるか解説します。

個性を尊重する

Z世代は自分の価値観を大切にする傾向があります。そのためZ世代をマネジメントする際は、その人の考え方や個性を尊重してあげることが重要です。

Z世代はこれまでの価値観とは大きく異なった考え方を持っています。年功序列や上司が残業をやるから一緒に残業するといった考え方はなくなりつつあります。そうした価値観を理解しないまま一方的に考え方を否定すると、伸び代があるのに成長しないといった結果に繋がってしまいます。マネジメントする際は個性を尊重してあげましょう。

褒める・傾聴する

相手を褒めて傾聴に徹するのもZ世代の育成やマネジメントに欠かせません。基本的に人間は自分を認めてほしい生き物です。よく話を聞いて褒めてあげると、「この人は自分のことを理解してくれている。この人は自分のことを認めてくれる」と感じ、指示を出した際に忠実に動いてくれます。しっかり話を聞いて褒めることで、相手からの信頼を獲得しマネジメントでも成果を上げられます。

ティーチングではなくコーチング

ティーチングは答えを与える形で指示を出すことを指します。一方コーチングは相手に答えを導き出すように質問することを指します。新人の育成というと、1から仕事を徹底的に教えるという印象が強いかもしれませんが、ティーチングではなくコーチングを意識しましょう。

「このために仕事をするのだ」「ここはこうすれば解決する」と答えを与えるのではなく、「どうしてこの仕事をしないといけないと思う?」「どこが分からなかった?」「どうしたらできると思う?」などの質問を行うことで、部下の考える力を伸ばすことができます。自分で考えられるようになるとその時々で起こった問題に対して自分で解決できるようになり、自分から手離れしていきます。

どうしても答えが出ない場合やそもそも答えを知らない場合はティーチングを行う必要がありますが、基本的にはコーチングを行い部下の考える力を養いながらマネジメントしましょう。

Z世代の就活に備えて成功させよう

この記事ではZ世代の就活の特徴や価値観を紹介し、その考え方に基づきZ世代を採用する際のポイントについて解説しました。

時代の変化に伴い、Z世代はX世代やY世代にない考え方や価値観を持っています。

特にZ世代は幼少期からスマホやPCなどインターネットに触れているため、SNSなどを駆使して情報を収集しています。そのため企業もSNSで発信できるとより採用活動が加速します。

特にTikTokはアカウント開設初期でも動画の再生回数が伸びやすいSNSなので、これからSNSで採用活動を実施する際には積極的に活用しましょう。

この記事を書いた人

森川 竜樹のアバター 森川 竜樹 TikTokマーケティング 事業部長

代表である前田のTikTokをきっかけに前職を辞め、立ち上げたばかりの株式会社BrandingCreationへ入社。自社で行っている飲食事業のTikTokアカウントをはじめ、代表のアカウントなど自社内のTikTok運用を実施。

運用代行事業では、大学や飲食店、美容会社など様々なカテゴリでディレクターとして携わる中で、採用課題を抱えているといった相談が多かったため、Z世代の採用支援に特化したサービス「バズ採用」のサービス責任者として立ち上げを行なっている。

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