【TikTok戦略】大学広報がTikTokアカウントを今すぐ始めるべき7つの理由と成功事例5選

近年、各大学でもX(旧Twitter)やnstagram、TikTokなど様々なSNSに力を入れています。中でも10代から20代の割合が40%を占めるTikTokは、大学の認知拡大や入学希望者の増加に向けて効果的なプラットフォームと言えます。

しかし、「大学の宣伝用としてTikTokを使ってみたいけど、運用方法が分からない」と悩んでいる担当者も多いのではないでしょうか。

本記事では、大学がTikTokアカウントを今すぐ開設すべき7つの理由と成功事例について紹介します。
運用するにあたっての注意点も記載してあるので、ぜひ参考にしてみてください。

TikTokは入学希望者の増加に有効なツールですが、一から運用を行うとなると膨大な時間がかかる恐れがあります。以下よりお問い合わせいただけましたら、TikTokの無料相談を承らせて頂きます。TikTok導入を検討されている際には、ぜひご活用ください。

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目次

大学がTikTokのアカウント開設するメリット

TikTokはメインユーザーが10代から20代の若者が多く、動画配信型のSNSでも圧倒的な人気を誇っています。この特性から、大学がTikTokを活用することにより、受験生の増加や認知度向上に繋がる様々なメリットが考えられます。

そこで、大学側がTikTokアカウントを運用するメリットを7つ紹介します。紹介をした内容を踏まえ、今後のアカウント開設の参考にしてみてください。

1.TikTokユーザーが若者のため大学の魅力を伝えやすい

TikTokは先述した通り、メインユーザーが10代・20代の若い世代です。そのため、広報担当者は効果的な戦略を立てやすく、メインターゲット層に向けた動画コンテンツを効率的に投稿できます。


例えば、キャンパスライフや授業の魅力を伝えたりすることで、入学前の学生が実際の学校生活をイメージしやすくなります。若い世代が中心のSNSだからこそ、大学の魅力を効果的に伝えやすいと言えるでしょう。

2.大学の魅力をショート動画で効果的に伝えられる

ショート動画は、大学の魅力を効果的に伝える手段の一つです。

Z世代はさまざまな情報がある中で、タイパ(タイムパフォーマンス)を重視します。SNSやメディアの多様化により、常にコンテンツが溢れているため、効率的に自分の得たい情報に触れようとする傾向にあります。

そのため、1コンテンツの情報量を多くするのではなく、様々な方向でユーザーに触れられるようなコンテンツが必要となっています。

TikTokでは、1つ1つのコンテンツの尺が短く、他の動画プラットフォームと比べてもスキップがされにくいため、大学の魅力をより効果的に発信することが可能です。

3.偶然流れてきた大学の動画で認知度を増やせる

偶然流れてきた大学の動画は認知度を増やす確率が上がります。TikTokはスワイプして他の動画を視聴していくため、他SNSよりも意図せずに動画を見るユーザーも多いです。

この特性を活かし、魅力的な大学の動画を定期的に投稿すれば、偶然動画を視聴したユーザーが大学に興味を持ち、認知度が向上する可能性が高まります。

大学の特徴や魅力を伝える際に、TikTokを活用することで、多くの学生や関心を持つ人々にアプローチすることが可能です。

4.TiktokはSNSでの連鎖反応が起きやすく拡散されやすい

TikTok動画は、他のSNSで拡散されやすいです。

X(旧Twitter)でもまとめアカウントなどが存在し、TikTokの動画を紹介しています。同様に、2次利用的にYouTubeやinstagramでも拡散されやすいため、TikTokでアカウントを作成するメリットがあると言えるでしょう。

5.ライブ配信でターゲットとコミュニケーションがはかれる

TikTok内のライブ配信機能を活用すれば、ターゲットとより深いコミュニケーションを図りやすく、自大学のファン化に繋がります。

例えば、ライブ配信を通じて、キャンパスツアーやイベントを生中継することで、視聴者はリアルな雰囲気を体験し、質問やコメントを通じて直接的な対話ができます。

このようなリアルタイムのコミュニケーションは、大学やブランドとターゲット層とのつながりを深め、相互の理解に繋がります。ライブ配信は、関係構築において効果的なため、積極的にライブ配信を行うと良いでしょう。

6.低コストでクオリティの高い動画が作れる

TikTokは低コストでクオリティの高い動画が作れるため、費用を抑えたい方にもオススメなSNSです。通常、動画編集には有料のソフトが必要になりますが、TikTokではアプリ上で様々な編集ができます。以下、編集機能の一例です。

  • 様々なエフェクトが利用できる
  • スロー・倍速の調整が可能
  • 多彩な音楽が利用できる
  • 簡単操作で難しい動画編集スキル不要

7.参入している大学が少なく差別化ができる

TikTokへの参入は、大学にとって差別化のチャンスです。大多数の大学がまだTikTokを活用していないため、競争が比較的少なく、認知度を上げやすいです。認知度を上げるためには定期的に動画を上げていく必要があります。

大学広報担当者はTikTokでキャンパスライフや部活やサークルの紹介などを発信していきつつ、個性的なコンテンツを制作しましょう。

大学がTikTokのアカウント開設するデメリット

大学でアカウント開設するメリットを7つ紹介しましたが、デメリットも存在します。ここでは、TikTokのアカウント開設するデメリットを4つ紹介します。

事前に確認し、リスクを極限まで減らすようにしましょう。

1.炎上のリスクがある

SNS運用で不適切な動画や問題発言をしてしまうと拡散力があるが故に、一気に炎上してしまいます。

評価を下げないためにも大学アカウント運用マニュアルなどを用意し、トラブルを未然に防ぐためのフローを予め設定しておくと良いでしょう。

2.アカウントの成長には忍耐力が必要

TikTokでの成功には、忍耐力が不可欠です。どのSNSにも言えることですが、フォロワーは時間をかけてゆっくり増加していきます。短期目線ではなく長期的な目線で運用することが大切で、定期的な発信を行う必要があります。

そのため、コンスタントに運用していくためにも下記対策を徹底すると良いでしょう。

  • 複数担当者を設ける
  • 運用レギュレーションやマニュアルを作成する
  • TikTokコンサルティングや代行会社に依頼する

3.大学全体の協力を呼びかける必要がある

大学や関係者がTikTokを効果的に活用するためには、個々の力だけでは不十分です。特定の部署や職員だけでなく、様々な部署、教授、学生との協力が必要になります。

学内全体が協力すれば、多彩なコンテンツが生まれ、大学の魅力を幅広い視点から伝えられます。職員・学生関わらず積極的に交流し、魅力的なTikTok動画を制作していきましょう。

4.プライバシー保護の難しさ

TikTokは拡散力が強いため、学生や卒業生に出演してもらう際は注意しましょう。

学校の公式アカウントは大きな影響力を持つため、出演者の情報が多くの人に知れ渡ります。無断で出演者の情報を公開することは、学生のプライバシーに関わるリスクを伴います。出演を依頼する場合は必ず許可を取るようにしましょう。

TikTokを運用している学校の成功事例5選

ここからは、TikTok運用で成功している学校を5選紹介します。
TikTokの活用を検討している広報担当の方はぜひ、参考にしてみてください。

【TikTok運用事例①】中央大学 商学部

中央大学商学部は、教授の研究内容だけでなく、会計・税金などの財務知識も提供しています。また、日本で初めてTikTok LIVEを活用したオープンキャンパスを実施した大学でもあり、TikTokアカウント運用の先駆者です。

学校情報だけでなく、お金に関連する知識やノウハウも定期的に発信しているため、ノウハウを提供している点でもフォロワーの増加に寄与していると言えるでしょう。

【TikTok運用事例②】亜細亜大学

亜細亜大学では、オープンキャンパス情報や学生による動画が豊富で、知識共有よりも大学生活に焦点を当てた動画が多いです。そのため、多くの動画には現役大学生が出演しており、若者向けのコンテンツが充実しています。

亜細亜大学の動画を視聴することで、実際の大学生活を身近に感じられ、フォロワーにとって魅力的な要素となっていると言えるでしょう。

【TikTok運用事例③】美作大学

美作大学は2023年3月に開設し、2023年9月現在で6,600人以上のフォロワーを集めるなど、勢いのあるTikTokアカウントです。

特筆すべきは、学生たちがのびのびと大学生活を楽しむ様子を多く披露しており、これが視聴者にとって非常に魅力的な要素となっている点です。

楽しいキャンパスライフの一端を垣間見ることで、多くの視聴者が美作大学をフォローしていると言えるでしょう。
TikTok運用を検討している方は参考にしてみてください。

【TikTok運用事例④】広島国際大学

健康・医療・福祉分野に特化した広島国際大学のアカウントでは、放射線技師など医療に関わる実習動画をメインに投稿しています。

健康・医療・福祉分野に特化したアカウントで専門性があるため、将来医療関連の職に就きたいと考えている学生にとって、参考になる動画ばかりです。
TikTokで動画を配信していく場合、専門性のある特化型のアカウントを開設しても良いでしょう。

【TikTok運用事例⑤】近畿大学

弊社が運用を行う近畿大学のアカウントは、大学のキャンパス情報に加え、現役大学生による「学生あるあるネタ」や大学周辺のグルメ情報なども積極的に投稿しています。

特に若者向けのアプローチに焦点を当てた多彩な動画コンテンツが充実しており、多数のいいねを獲得する特徴があります。若年層を引き寄せるコンテンツを制作するためには、常にターゲット層に合ったコンテンツ制作やトレンド調査が必要です。

BrandingCreationは、これらのノウハウを蓄積し、ターゲット層に適したコンテンツの制作が可能となります。

大学向けアカウントの動画コンテンツに関する企画から制作、KPIの設定、分析までをトータルでサポートできるため、興味を持たれた広報担当者は一度お問い合わせください。

まとめ | TikTok運用で効果的に学生を集めよう

大学広報がTikTokアカウントを今すぐ始めるべき7つの理由と成功事例5選について紹介しました。

TikTokは若者向けのSNSから全世代に普及しつつありますが、大学アカウントはまだ数が少ないため、早い段階で運用を開始することで、先行者優位の状況を築くチャンスがあります。

大学広報担当者もTikTokアカウントを立ち上げ、新たなコミュニケーション手段として積極的に活用してみてください。

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TikTok運用では、TikTok運用に関する知識だけではなく、編集技術や台本制作など技術的な面のリソース確保が必要です。弊社では、実績のあるTikTokerが戦略・設計を行い、編集・台本制作などワンストップでお任せいただけます。

この記事を書いた人

森川 竜樹のアバター 森川 竜樹 TikTokマーケティング 事業部長

代表である前田のTikTokをきっかけに前職を辞め、立ち上げたばかりの株式会社BrandingCreationへ入社。自社で行っている飲食事業のTikTokアカウントをはじめ、代表のアカウントなど自社内のTikTok運用を実施。

運用代行事業では、大学や飲食店、美容会社など様々なカテゴリでディレクターとして携わる中で、採用課題を抱えているといった相談が多かったため、Z世代の採用支援に特化したサービス「バズ採用」のサービス責任者として立ち上げを行なっている。

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